睡眠不足の主な原因とは?
睡眠不足が続くと、疲労感で体がだるく感じたり、仕事の効率が悪くなるなど、日常生活にも支障をもたらしてしまいます。
また、長期的に睡眠不足が続けば、風邪を引いたりと体調を崩すことにもなりかねません。
実際、睡眠不足の原因は、大きく4つのタイプに分けられると言われています。
今回は、それぞれの原因と対策をご紹介しましょう。
睡眠不足の1つ目の原因は、ストレスです。
ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、寝つきが悪くなってしまうケースです。就寝時にリラックスできる音楽を聴いたり、アロマの香りで癒されるなどの対策を取ると改善が期待できます。
2つ目の原因は、うつなどの精神的な要因です。
これは、個人の判断でどうこうできる問題ではありません。専門医によって適切な治療を受けるのが良いでしょう。
3つ目の原因は、飲酒や喫煙、コーヒーなどの嗜好品によるものです。
コーヒーに含まれるカフェインは神経を高ぶらせるため睡眠を阻害します。また、飲酒してから数時間経つと、アルコールが覚醒作用を持つ物質に変わるため、目が冴えて眠れなくなってしまいます。そのため、就寝前のカフェインやアルコールの摂取は控えるようにしましょう。
4つ目の原因は、昼夜逆転などの生活習慣によるものです。
人間の体は体内時計によって調整されているため、体内時計に沿った生活をしないと睡眠が阻害されてしまいます。朝日を浴びると活動的になり、日が暮れると就寝モードとなるため、規則正しい生活を送るよう心掛けましょう。
その他、生活週間や精神面で考えても原因が分からない場合は、寝具が原因であるケースもあります。眠りは毎日のことなので、できるかぎり寝心地の良いものを揃えることをおすすめします。